ハンダ吸い取り機の電動化に向けて その1

こんにちは。

 

今回は電子工作やオーディオ機器を修理している方向けの記事です。

 

現在、はんだシュッ太郎を使用しているんだが やはり使い勝手が悪い。

※普通の簡易ハンダ吸い取り機に比べたら格段に使いやすいです。

 

特にスルーホールのハンダ除去に手を焼く。

 

んで白光の電動ハンダ吸い取り機の価格を見ると安くても2万前後と結構いい値段がする。しかも万が一故障した場合、交換部品や注文の際に時間がかかる事を考えると中々購入に踏み切れない。

 

はんだシュッ太郎を改造できればなあ・・・ と考える人はやはり多く 過去に某ニコニコ動画にて観賞魚用のエアーポンプを利用した電動化に成功した人がいた。

 

じゃ、自分も作ってみるか!と思った次第。

 

適当な中古エアーポンプを購入し分解してダイヤフラム式の動作を確認。

次に 過去に『エアーポンプを低圧持続吸引器に改造』という動画にて実際に成功している

ニッソー エアーポンプ α―B2

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がちょうどリサイクルショップへ販売されていたので購入。

購入後に分解して排気を吸気に変更。

 

そして改造部品を見繕い本体の改造に入る

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万が一 故障した時のためにホームセンターで揃えられる部品を厳選。

13-18cm丸ゴム栓に穴を開けてABSの丸パイプを通す。 本来なら気密性を高めるためにシリコンの栓が良かったが無かったので妥協。

 

中に入れる冷却用のスチールウールは台所用をちぎり、エアーフィルターはコットンパフを適当な大きさに切って入れる。

 

ホースはシリコンチューブを1m位繋げて試運転。スチールウールとフィルター入れた原因で多少弱いがちゃんと空気を吸っている。

 

今度は盛りハンダを行い充分に温めて吸ってみる。

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多少吸うが全然駄目

駄目だったので原因を探ってみる。と言うか圧倒的に吸い込む力が弱い

まあ乾電池式だから仕方がないのか。駆動モーターを高性能に変更すれば変わるかもしれないがどこまで変わるかわからないのでとりあえずはこれで完了。

 

後日エアーポンプの性能を調べると 1.5L/分だった。