東芝洗濯機 AW-60GF 修理事例

こんにちは。暑くなってきましたね。

 

さ、今回の修理内容は  東芝洗濯機 AW-60GF

症例:皮脂汚れが残る、変な高音のうるさい音が鳴る。

 

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かなり昔の洗濯機

なんで洗濯機?・・・ まあいいや、やるか!

 

まずは経緯

親から連絡があり「洗濯機を買い直そうか悩んでいる」と相談がある。

話を聞くと使っている洗濯機(この洗濯機の事ね)、最近汚れが残る、変な高音のうるさい音が鳴る。もう寿命だと思うから との事。

当然買い換えるとなると新しい洗濯機と古い洗濯機のリサイクル料金が発生する。

高いからなあ。ま 一度やってみるか と最悪治らないかも知れないけどやってみると伝える。

 

調査

やる以上 事前に調べてみる。

事例として底面にあるモーターと洗濯槽に伝達するベルトが切れた または 緩んだ

この辺りらしい。ベルトは市販の VベルトM-21 と言うもので代用できるとの事。

ホームセンターで売っているので周辺の店に問い合わせ、在庫がある店に価格を聞く。700円くらいだったかな、高いものではないので事前に購入しておく。

後は調整ネジに平スパナの10~13が必要だったが持っていたので問題ない。

 

親に連絡をし、日程を決める。洗濯機はベランダに設置してあるので こちらが到着するまでの間に「洗濯機の底面を見るから倒せるスペースが要るので周りを片付けておいて」と連絡する。

 

原因

到着し、電源、アース、水道ホースを外す。横倒しにする時に適当なマットを敷いて洗濯機に傷がつかないように保護。

注意!特に電源コードを付けたまま作業をするとなんかの拍子に動作しベルトに巻き込まれる可能性があるから面倒臭がらずに外す!! 

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底面

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モーター部分

見た目で ああ、こりゃ緩んでるわ。と確信。

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赤線

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調整ネジ

本来なら赤線のようにピンと張っていないとモーターの動力が洗濯槽に伝わらない。

ベルトを調べると特にヒビや切れが入ってない。ベルト新品に交換する?と親に聞くと悪くないのならそのままでいいと言われたのでベルトの調整に入る。

左側のネジは隠れてしまっているけどちゃんとある。

この4つのネジを平スパナで緩める。ベルトを交換する際は軸を上に上げてベルトを交換するが今回は張るだけなので下に押す。この際にハンマーなどで軸を叩くと曲がる可能性があるので手の力で充分。張りを調整したらネジを締め 元通りに立たせて電源等を付けて試運転。変な音もなくOK!修理完了!

 

数日後どうなったか聞いてみたら 前に残っていた皮脂汚れもなくなった!との事。

 

報酬

親だしお金取る訳にいかんな、と思ってたら野菜ジュースいっぱい貰った。